警備員は世界中で活躍する職種の一つで、特定の個人や場所、資産の安全を確保し、警備に従事します。一般的には「ガードマン」とも呼ばれますが、これは和製英語であり、日本国内でのみ使用される言葉です。
日本では、警備業を経営する業者は「警備業法」に則っており、その中で警備業務に従事する人々を指します。警備の職務は個人のプライバシーや財産を取り扱うため、労働者派遣法の対象外となっています。
資格が必須というわけではありませんが、将来的に特定の業務に挑戦したり、キャリアを積んでいきたいと考えるなら、それぞれの業務に適した資格取得が求められます。
警備員は警備業法の第二条によって、細かく4種類に分かれています。
企業や百貨店、病院など、様々な施設の見回りを担当します。
主な業務
道路工事や土木工事、お祭り、イベント現場など人が多くトラブルが発生しやすい現場において交通誘導を行い、事故を未然に防ぐために通行人や車両を整備します。
現金や貴金属、美術品から危険物まで、貴重な貨物を依頼人に代わって安全に輸送します。
警備の態勢は2種類あり、対象物が出入りする時と運搬中の時に付き添います。盗難や事故のリスクが極めて高いため、状況判断能力と瞬発力が求められます。
政治家や芸能人などの著名人から一般市民まで、対象者を危険な状況から守るために身の安全を確保する仕事です。ドラマや映画でも見かけるボディーガードもこの業務に該当します。
身辺警備は警備業務の中でも非常に重要であり、リスクが高いためアルバイトでの募集はほとんど行われません。